冬の朝、自転車で通学していると、寒さで体が動かなくなったり、指先の感覚がなくなったりした経験はありませんか?私自身、最初の冬は何の対策もせずに走り出し、あまりの寒さに後悔したことがあります。実は、自転車に乗っていると「風の冷たさ」が体に大きな影響を与えています。
たとえば、東京の冬の朝の気温が5℃だったとして、時速25kmで走ると、風速に換算すると約7m/sの風を受けていることになります。体感温度は風速1m/sで約1℃下がると言われているため、5℃−7℃=-2℃。つまり、自転車通学中の体感温度はマイナス2度という真冬の極寒なのです。
この過酷な環境を少しでも快適にするためには、防寒の工夫が欠かせません。ここでは、私が実際に取り入れて効果を感じた7つの防寒対策を紹介します。
この記事書いた人について
小学生:自宅駐車場で遊び、土の上でドリフトごっこ
中学生:駅や塾までの移動に毎日使用/マウンテンバイクで夏のスキー場をダウンヒル
高校生:電車通学と迷い、通学+趣味で使えるようクロスバイクを購入
→ スピードと操作性のバランス、ヘルメットの重要性を実感
大学生:片道40分の通学に使用→ ロングライドに興味を持ち、江ノ島まで往復60kmなど
→ 高性能タイヤへ交換、ポジション調整、100km走破を目標に
→ リアスポーク折れも自力修理、最終的にロードバイクも導入し2台持ち
1. インナーは「速乾タイプ」を選ぶ
寒いからといって、ヒートテックのような吸湿発熱素材を選ぶのはおすすめしません。私も最初はヒートテックを着ていましたが、通学中に少し汗をかくと、その水分がインナーに溜まり、途中から急激に寒く感じるようになりました。これは、吸湿発熱素材が汗を吸って発熱したあと、蒸発するときに熱を奪ってしまうためです。
ヒートテックが寒くなる理由
- 吸湿発熱素材は、体から出た汗などの水分を吸収して発熱します。
- しかし、自転車で体が温まり汗をかくと、その水分をヒートテックが溜め込みます。
- そして走行中に風で汗が一気に蒸発し、体から熱を奪うのです。
- 結果、「濡れた服を着ているような冷たさ」を感じることになります。
代わりに使うべきは「速乾タイプ」のインナーです。登山やスポーツ用のものなら汗をかいてもすぐ乾くので、体温を奪われにくく、快適な状態を保つことができます。
2. 指先を守る防風グローブ
手は常に風を受けるため、冬場はすぐに冷えて痛くなります。軍手やニットの手袋では風を通してしまい、全く防寒になりません。私も最初は安い手袋でしのいでいましたが、指先の感覚がなくなってブレーキ操作が危険になるほど冷えたことがありました。
自転車用や登山用の防風・防寒グローブは、外の風を遮り、内側の暖かさを保ってくれるので本当におすすめです。最近ではスマホ操作ができるタイプも多く、実用性も十分です。
見た目をあまり気にしないなら防寒テムレスがおすすめです。機能性が良いのに安いとてもいいグローブです。こちらもご覧ください。↓
3. 足元は厚手の靴下+カイロやカバーで対策を
足先も非常に冷えやすい部位です。厚手のウール混の靴下を履くだけでかなり違いますが、特に寒い日は靴の中に貼るタイプのカイロを入れると快適になります。防風のシューズカバーを使えば、さらに冷たい風から守ってくれます。
4. 首を冷やさない!ネックウォーマーやマフラーを活用
首元には太い血管が通っており、ここを冷やすと体全体が寒く感じやすくなります。ネックウォーマーは風でなびかず、自転車にぴったりです。マフラーを使う場合は、巻き込みや落下の危険がないよう、しっかり固定することが大切です。
5. 電熱ベストで胴体を温める
私が冬の自転車通学で最も快適さを感じたのが「電熱ベスト」です。モバイルバッテリーを使って加熱できるタイプのもので、着るだけで体の芯から暖かくなります。教室に入ってからもそのまま使えるので便利ですし、風邪の予防にもなります。冬通学の本気アイテムとして非常におすすめです。
6. 防風アウターを一枚持とう
寒さの原因の多くは「風」にあります。中に着る服がどんなに暖かくても、風が吹き込んでしまっては意味がありません。そこで必要なのが、防風性のあるアウターです。サイクリング用のウィンドブレーカーや、アウトドア用の防風ジャケットは軽くて動きやすく、冬の通学にぴったりです。
7. 顔・目・耳の防寒も忘れずに
意外と見落としがちなのが、顔や耳の防寒です。スピードが上がると風が顔に当たり、目が乾いたり、虫が飛び込んできたりすることもあります。サングラスやアイウェアは風除けだけでなく、安全面でも役立ちます。
また、耳が寒いと痛くなることがあるので、ビーニーや耳あて付きのキャップもおすすめです。私は寒さが厳しい朝は、マスクとネックウォーマーで顔を覆って走っています。
おわりに
冬の朝の自転車通学は、正直つらいと感じることも多いですが、しっかりと防寒対策をすればむしろ清々しく気持ちのいい時間に変わります。「寒いから乗らない」ではなく、「寒さに勝てる準備をして乗る」というスタイルをぜひ取り入れてみてください。これらの対策が、皆さんの通学を少しでも快適にする手助けになれば嬉しいです。


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